お酒の苦手な人でも飲みやすい、フルーティーな梅酒。
定番のソーダで割る、そのままロック、緑茶割なんていうのもさっぱり楽しめ、さらにはバニラアイスにかけても美味しいというアレンジも楽しく、おうち飲みでも居酒屋でも大人気の梅酒です。
今回はそんな梅酒の中でもそのままで勝負できる一流の梅酒をご紹介します。
1.今までにない自然な酸味“特撰梅酒うぐいすとまり鶯とろ”
2011年、大阪天満宮で開催される日本一の梅酒を決定する天満天神梅酒大会で一位を獲得した、山口酒造の特撰梅酒うぐいすとまり鶯とろ。
こちらは、梅の名産地である大分県の上質な青梅を使用し、自家製の粕取焼酎にふんだんに漬け込み、二年もの熟成期間を経て作られています。
鶯とろのすごさは、なんといってもまろやかなとろみと酸味。
これはわざと作られたとろみでなく、みずみずしい梅のピューレをふんだんに入れているからです。
さぞかし濃厚なのだろうと思って一口飲めば、予想を反したさわやかな風味にまた驚きます。
甘くて濃厚な梅酒は数あれど、これほど果実そのもののほどよい甘酸っぱさを引き出した梅酒は鶯とろの他にないでしょう。
しいて言うなら、おばあちゃんが作ってくれた自家製の梅ジャムのような自然で優しい酸味です。
その新鮮さを梅酒に感じてしまうとは、やはり天満天神梅酒大会1位は伊達ではありませんね。
濃厚ながらさっぱりと楽しめるので、これはぜひロックでぐいっと楽しんでほしい一品です。
ボトルとラベルの深緑が和風ながらどこか可愛い印象で、目上の人への贈り物にもオススメです。
2.女子会に持っていきたい“ROSEUMELIQUEUR薔薇梅酒-YUMEHIBIKI-”
こちらの薔薇梅酒は、鶯とろと同じく2014年の天満天神梅酒大会で大阪市長賞を獲得した梅酒。
一目見れば選ばれた理由がわかるでしょう。
その名の通り薔薇を彷彿とさせる美しいピンク色。
そして、ブランデーのようなボトルはなんとイタリア製という、今までの梅酒の常識を破ろうという挑戦を感じます。
美しい見た眼ばかりに注目してしまいがちですが、味ももちろん超一流。
こちらも梅の名産地である大分県の鴬宿梅を使用し、実に三年以上の長期熟成を経ています。
そして、鮮やかなピンク色は無農薬栽培された薔薇の花びらから引き出されたもの。
着色料を使用した色ではないので、時間がたつと自然な琥珀色になってしまいます。
そして、一口含めば、柔らかい口当たりと薔薇の香りと梅の香りの上品なブレンドが、まるでティータイムのような優雅な気持ちにさせてくれます。
甘みと酸味のバランスも良いので、クラッシュアイスに入れてスマートに飲んでいただきたいです。
ワイングラスに入れればその姿はまるでロゼ。
レモンを添えてカクテル風にしても受けそうです。
女子会にはもちろん、母の日などに出してあげたい一杯です。
3.ウイスキーと梅酒の夢のコラボレーション“サントリー山崎蒸溜所貯蔵焙煎樽熟成梅酒”
ウイスキー好きなら誰もが知っているサントリー山崎。
一流のウイスキーを作ってきた技術を駆使して作られたこちらは、焙煎樽でじっくりと熟成された梅酒に、その梅酒樽で後熟させた梅酒用ウイスキーを使用しています。
ウイスキーの樽ならではの樽ポリフェノールによって程よい渋みと重厚感が感じられる新しい梅酒です。
梅酒と言うとどうしても「濃厚」「甘み」を売りにしているものが多く、男性などはそれを嫌煙しがちですが、そんな人にこそぜひ飲んでいただきたい。
なぜなら、梅酒の概念を大きく覆すキレの良さ。
もちろん濃厚なのですが、ドライな甘さが良い意味で後を引かず、スッキリと楽しめます。
それでいて梅の柔らかな余韻が残るので非常に贅沢な気持ちになりますよ。
これならストレートでも、ロックでも美味しくいただけますが、やはりウイスキー。
ここは冷たいソーダを入れてさっぱり梅酒ハイボールを楽しむのも良いでしょう。
唐揚げなんかのがっつり系の料理にもよく合いますから、彼氏も喜ぶこと間違いなしです。
梅酒を飲もう
梅酒と言えば、最近ではスーパーでも居酒屋でも何種類も揃えている定番中の定番になっています。
ですが、実に奥が深くて、それぞれの梅酒に個性があります。
焼酎だけでなく、日本酒ベースやブランデーベースのものあり、本当に飽きずに楽しめます。
最近では梅酒の飲み比べセットとして少量のセットが販売されていることも多いので、そういったものも利用して自分だけの一本を探すのも面白いですね。
また、一緒に合わせるおつまみなら、定番のカルパッチョやお刺身などのさっぱり和食系も非常にありますが、意外とアリなのがチーズ。
それも、まったりとしたクリームチーズがオススメです。
濃厚で味の強いおつまみも、梅酒のフルーティーな酸味なら負けずに楽しめます。
和食にも洋食にもマッチする梅酒を、ぜひおうちにも一本ストックしておきませんか